リップルとADA、2026年に10倍狙える仮想通貨おすすめはどっち？

暗号資産（仮想通貨）アナリストらは、リップル（XRP）とカルダノ（ADA）を比較分析した。

2024年11月の米大統領選挙後に両銘柄は価格を3倍以上に伸ばしたが、その後の動きには明暗が分かれている。

XRPは時価総額約1200億ドルを維持する一方、ADAは2025年に入ってから50%下落した。

2026年に10倍のリターンを狙うなら今買うべきはどちらか、仮想通貨おすすめの観点から分析が行われている。

リップル、ETF承認と銀行採用で機関マネー流入

リップルは国際送金に特化した実用性で、 仮想通貨おすすめ として他を圧倒している。

2025年の最大のカタリストはETF承認だ。

11月にCanary Capital、Franklin Templeton、Grayscaleなど複数のXRP連動ETFが承認。

12月11日には21Sharesの「TOXR」も上場を果たした。

ETFへの資金流入は累計10億ドルに迫る勢いで、機関投資家の参入が加速している。

さらに12月12日、米通貨監督庁（OCC）からリップルを含む5社に国法信託銀行の条件付き承認が下りた。

同日にはスイスのAMINA銀行が欧州初となる「Ripple Payments」の導入も発表されている。

ステーブルコイン「RLUSD」の時価総額も12億ドルを突破し、決済インフラとしての地位を固めつつある状況だ。

XRP価格 が10倍を達成するには時価総額1兆ドル超えが必要となるが、機関投資家の参入拡大と銀行採用の増加次第では射程圏内といえる。

カルダノ、7000万ADA投入もDeFi採用に課題

将来性が高いカルダノ は学術的研究に基づくスマートコントラクトプラットフォームとして、技術面では高い評価を受けている。

開発者コミュニティは過去2年間で20%拡大し、12月にはプライバシー特化のMidnightのトークン「NIGHT」がBinanceに上場した。

注目すべきは12月3日に承認された7000万ADAの大型財務出金だ。

ステーブルコイン開発、クロスチェーンブリッジ、オラクル整備など長年の課題解決に向けた資金として、60%以上の支持を得て可決された。

しかし、2025年に入ってからの50%下落は深刻だ。

選挙後の急騰分をほぼ吐き出し、0.40ドル付近まで後退している。

DeFi市場のTVLも約1億8600万ドルまで縮小し、競合チェーンとの差は開く一方だ。

クジラが11月に3億4800万ADAを買い増す動きも見られたが、個人投資家の参加は低調なままである。

グレイスケールのADA ETF判断期限は12月26日に迫っており、その結果が今後の方向性を左右する。

230万ドル調達で浮上、次世代の仮想通貨おすすめ

主要銘柄の比較に加え、市場では新興プロジェクトへの関心も高まっている。

ミームコインとゲーミフィケーションを融合させた PepeNode（PEPENODE） がその代表格だ。

PepeNodeはイーサリアム上の「Mine-to-Earn」プラットフォームで、高価なハードウェアなしにブラウザ上で仮想マイニングを体験できる。

ユーザーはPEPENODEトークンで仮想リグを購入・アップグレードし、ぺぺコイン（PEPE）やファートコイン（FART）といった人気 ミームコイン も報酬として獲得可能だ。

トークンの70%がアップグレード時にバーンされるデフレ設計が特徴で、プレセールでは約230万ドルを調達済み。

最大562%のステーキング報酬や、残り約28日で終了予定のプレセール価格0.0011873ドルという参入障壁の低さも投資家の注目を集めている。

スマートコントラクトはCoinsultとSpyWolfの監査を通過しており、セキュリティ面での信頼性も確保されている。

XRPやADAとは異なるリスク・リターン特性を持つ選択肢として、検討すべきだ。