RedotPayは1億700万ドルの資金調達を実施、ステーブルコインカードとグローバル決済ネットワークの拡大に活用

要点まとめ

• RedotPayはシリーズBラウンドで1億700万ドルを調達し、ステーブルコイン決済プラットフォームの拡大に充てる予定です。
• 同社は、決済額が前年比で3倍に増加し、世界中の登録ユーザー数が600万人を超えたと報告しています。

ステーブルコインを利用した決済フィンテック企業RedotPayは、シリーズBラウンドで1億700万ドルの資金調達を完了し、2025年までの累計調達額は1億9400万ドルとなりました。

今回の超過申込となった資金調達はGoodwater Capitalがリードし、Pantera Capital、Blockchain Capital、Circle Ventures、HSGなど既存投資家も参加しました。

RedotPayは100以上の市場に600万人以上のユーザーを持ち、年間取引額は100億ドル、年間収益は1億5000万ドルを超えています。同社のプラットフォームには、ステーブルコインベースのデビットカード、グローバル決済ネットワーク、暗号資産と従来金融をつなぐマルチカレンシーアカウントシステムが含まれています。

CEOのMichael Gaoは、新たな資金を活用して事業規模を拡大し、新市場への進出やコンプライアンス基盤の強化に投資する計画を明らかにしました。RedotPayはまた、製品ラインナップを充実させるための戦略的買収も計画しています。

PanteraおよびBlockchain Capitalは、同プラットフォームがインフレーションや脆弱な銀行システムといった現実世界の金融課題を解決する能力を強調し、ステーブルコインが数百万人に国際送金や米ドルへのアクセスを可能にしていると述べています。